半田手延べそうめんとは

徳島県つるぎ町の白滝製麺

徳島県美馬郡つるぎ町(旧半田町)の 半田手延べそうめんとは

徳島県から高知県にまたがる剣山連峰の麓(ふもと)気候や風土にもっとも適した半田地方の寒風で自然熟成されたそうめんです。毎日の温度と湿度を伺いながら、熟成と延ばしを繰り返し、ゆっくりと時間をかけ製造します。白滝製麺は伝統を守り、その製法を基に製造される手延べ独特のコシの強さがうまれます。

半田手延べそうめんの歴史書物

270年以上 半田手延べそうめんの歴史

起源は諸説がありますが、天保時代に吉野川の船頭が、家族の自給用や副業として始めた説が有力である。宝暦4年(1754年)に書かれた『日本山海名物図会』には、この素麺に関する記述があり、他の素麺より太いのが特徴で、それにより過去には素麺とは別の名を付けられそうになった時期がある。
※(現在は『乾めん類品質表示基準』が改定された事により基準上も正式に「手延べ素麺」となりました)。

大和三輪さうめん、細きこと糸のごとく、白きこと雪の如し、ゆでてふとらず、全国より出づるさうめんの及ぶところにあらず、又阿波より出づるもの名産なり。三輪さうめんにおとらず。日本山海名物圖會、一七五四年、平瀬徹斎著

そうめん作りに最適な半田地区

徳島県美馬郡つるぎ町(旧半田町)は四国山地に囲まれた山間部にあります。
冬になると西日本第二の高峰・剣山から冷たい風が吹き下りてきます。これが「寒風剣山おろし」と言い、この冷たく澄んだ風がそうめんを乾かし、さらに強いコシと旨みを引き出します。

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